講師派遣・原稿依頼について
【箱庭療法:ワークショップと研修】
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メンタルサービスセンターでは、学校教育現場、自治体、福祉施設、医療従事者の研修など幅広いジャンルの現場から研修依頼・講演依頼をいただき、各機関のご要望にお応えしています。研修のテーマは、さまざまな機関のニーズにあった研修プログラムのコンサルテーションから具体的にプログラムをデザインし実施する受託研修まで、さまざまな形で研修依頼をお引き受けしています。
研修・講演についての質問、ご依頼は、まずはお気軽にお問い合わせください。
また、様々な原稿依頼をお受けしています.代表・草柳和之の実績を以下に示しますので、参考にして下さい。原稿依頼の場合は、代表の著作もご参照下さい. 講演料・講師料・原稿料につきましては、主催団体・機関・自治体等の事情や規定に、個別に応じますので、お問合せ下さい。 ⇒《原稿依頼をされる方のための参考資料》
■.03-5926-5302/070-5016-1871
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【箱庭療法:ワークショップと研修】
《箱庭療法とは》
箱庭療法はスイスの心理療法家・D.カルフによって創始され治療技法です。日本では、ユング派の河合隼雄氏(元京都大学教授)により、1965年に導入されて以来、全国津々浦々、教育相談所・児童相談所・精神科医療機関などで幅広く用いられています。ユング派の理論を基に発達してきた技法ですが、日本ではユング派ではないカウンセラー・心理臨床家にも相談室などで使われてきました。
箱庭療法はアートセラピーの一つで、クライアントが砂の入った木箱(縦57cm×横72cm×高さ7cmの大きさで、内側は水色に塗られていて、砂を掘ると水が出たような感じになる)の中にミニチュアを自由に置いていき、一つの作品を作ることによって、心の奥の言葉で表現できないものを表現することができます。
〔箱庭療法用具〕
箱庭療法は、言葉による表現が困難な子どもから大人まで用いる事が可能です。出来上がった箱庭から何かのきづきを得たりすることもありますが、クライアントは自分の製作した箱庭を作ったり眺めたりという作業によって、自然と問題解決されていく場合も多いのです。
〔作品例〕
@箱庭療法ワークショップの提供
箱庭療法ワークショップは、通常行われている箱庭体験と違って、箱庭を作るだけでは終わりません。箱庭を作った後、講師が箱庭制作を体験した人と丁寧で洗練された対話を重ねながら、五感が開かれていき、製作者にとって「何のためにこのような表現をしたか」という意図に気づき、自然な洞察へと開かれていきます。このような作品表現を基にした対話や、時にワークを行うことによって、内的プロセスを促進し、素晴らしく心揺さぶる体験に発展していきます。
ぜひ多くの方に、この箱庭療法ワークショップの世界を体験していただければと思います。
〔作品例〕
A箱庭療法研修の提供
メンタルサービスセンター代表・草柳和之は、多年にわたり、(社)日本産業カウンセラー協会を中心に、箱庭療法の研修やワークショップを担当し、好評を得てきました。箱庭療法は、作品を作った後、カウンセラーと感想を話し合う程度にとどめ、質問は控えめにするものとされてきました。しかし、多くの現場のカウンセラーから、「作品を作った後、箱庭療法をセッションでどのように展開、発展させたらよいか」という疑問が語られることが多いものです。
代表・草柳は、ユング派をふまえながら、長年の臨床経験の中で、箱庭療法を効果的に面接運用する方法論を追求し、自己治癒力を最大限に活性化するための枠組みとスキルを整備してきました。それは、箱庭を作った後、カウンセラーが丁寧で洗練された対話を重ねながら、作品を制作した方の内的プロセスを効果的に促進していくもので、時にはワークに発展していきます。そのアプローチ法を解説し、スキルを身につけるための研修を提供しています。
《内容項目例》
・箱庭療法体験
・箱庭療法のためのNLP
・洗練された対話スキルのための質問の作り方
・作品制作者から語られた言葉の動詞の種類及び時制に対しての配慮
・作品制作後のアプローチの方向性
・箱庭ロールプレイ
・その他
《依頼実績》
・1996.8:東京カウンセリングスクール主催「箱庭療法講座」
・2001〜2006(毎年全6〜8回):(社)日本産業カウンセラー協会主催「箱庭療法実践講座」
・2003.2:(社)日本産業カウンセラー協会主催「箱庭療法ワークショップ」
・2003.7:NPO法人ヘルスカウンセリング学会千葉支部主催・総会記念セミナー「箱庭療法序論」
・2004〜2015(毎年1〜2回):ゲシュタルト・アソシエイツ主催「箱庭療法ワークショップ」
・2011.6:葛飾区市民活動支援センター主催「箱庭療法体験ワークショップ(全2回)」
・その他、極めて多数